| 会社設立・資金融資でもう悩まない! 行政書士笠原法務事務所 | 
    
    
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                ・5/24会社設立編・ 
            資金融資支援編ともにUP! | 
               
             
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                資本金の調達方法と増やし方(現物出資) | 
               
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             <「資本金」はどこから調達すればよいか?> 
           資本金1円からでも確かに会社は設立できます。しかし、設立が目的ではない以 
          上、いくらかの資本金がないと事業がスタートできないというケースがほとんどだと思 
          います。 
           それでは事業を起こすための資金は、みんなどうやって集めているのでしょうか? 
           大体は下記の3つのうちのどれかです。 
            1. 自己資金(自分で貯めたお金のことです) 
            2. 親兄弟、友人・知人に出してもらう(出資、もしくは個人的な融資など) 
            3. 金融機関などから借りる(ただし、資本金としては貸してくれないので注意) 
         
           1の自己資金はわかりやすいですね。私が学生時代にちょっこっとアルバイトをした 
          佐川急便のセールスドライバーさんの中には、お金を貯めて何か自分のしたいことを 
          するぞ!という方が少なからずいたと記憶しています。ワタミフードサービスの渡邉社 
          長が佐川急便で自己資金を貯めたという話をご存知の方も多いと思います。少なくと 
          もご自身での起業を意識されたときから、開業資金として貯金をはじめるべきです。 
         
           自己資金が全くない、もしくは貯金はあるがそれだけでは足りないというケースもあ 
          ります。そんなときに頼れるのが、親兄弟、友人・知人です。しかし、あなたに信用が 
          なければ親兄弟でも、ましてや他人は大事なお金を出してはくれません。普段から誠 
          実な言動、真摯な仕事ぶり等で信用を得ておくことが必要です。 
         
           3番目の金融機関などから借りるという方法もあります。しかし、これは「出資」では 
          なく「融資」ですので、資本金に充当する分としてのお金は出してくれません。会社が 
          出来上がった後に融資申請をすることになります。 
         
           もし、どうしても自己資金がない、誰もお金を出してくれない・・・というときはどうす 
          ればいいのでしょうか? 
         
           答えは簡単。小額の資金でビジネスを成功させればよいのです! 
         
           インターネットの環境が整った現在、お金を使わなくてもビジネスを軌道に乗せるこ 
          とはできるはずです。自分の創意工夫で頑張りましょう! 
         
          <資本金の増やし方(現物出資という方法)> 
           現金でなくても、資本金に計算される出資方法があります。何を出資するのかとい 
          うと・・・ 
         
           「モノ」です。 
         
           「モノ」を出資して資本金を増やす方法、それが「現物出資」です。 
         
           それでは、現物出資ではどんなモノを出資していいのでしょうか? 
           もちろん何でもいいわけではありません。資本金とは、会社の財産や責任を表す重 
          要な指数です。ですので、モノで出資する場合には、貸借対照表上資産として計上 
          できるものでなければいけません。 
           また、限度なく何でもかんでもモノで出資できるわけではありません。資本金を信 
          用して取引しようとする相手方(=債権者)保護の観点から、ある程度の決まりがあり 
          ます。 
             現物出資の決まり 
           1.定款に出資する人、出資するモノ、そのモノの価格を記載する???? 
           2.出資したモノの「価格の調査と証明」をする? 
            *出資額が高額の場合は、裁判所の選任した検査役や弁護士や公認会計士な 
             どの法律で決まった専門家に「価格の調査と証明」をしてもらう必要があります。 
             (専門家に頼む場合は、別途費用と時間がかかります。) 
            *出資額が500万円までなら、会社の取締役の調査・証明で現物出資を行うこと 
             が可能です。実際に行われる現物出資の大半はこちらになります。 
         
           「価格の調査と証明」とは、設立しようとする会社の取締役が現物出資されたモノの 
          価格を調査・証明し、調査報告書を作成します。 
           現物出資したモノの所有権についてですが、現物出資したモノの所有権は当然、 
          設立された会社に移転します。名義変更や所有権の移転登記が必要な場合には、 
          別途手続を行います。 
           注意!現物出資したモノの実際の価格が出資額に満たないときなど、場合によっ 
          ては出資者や取締役に不足金額を補填する義務が生じてきますので、くれぐれも適 
          正な調査・証明を心がけましょう。 
         
           参考までに現物出資でよくある疑問点をまとめました。 
           これら以外の疑問・質問等はコチラからお願いいたします。 
         
          ①現物出資できるモノって、具体的にどんなもの? 
           →貸借対照表上に資産として計上できるものを具体的にあげると、自動車・不動産 
           (土地・建物など)・株券などの有価証券などです。 
         
          ②現物出資したモノの所有権の移転はいつまでにすればいいの? 
           →所有権の移転は、会社が設立されてからで大丈夫です。設立される前だと会社 
           名義に変更できない場合がありますので。 
         
          ③手元に現金が少ないのですが、資本金は多いほうがいいの? 
           →日本ではまだ、資本金の額で会社の信用を判断されやすい傾向にあるようで 
           す。 
            もちろん多いに越したことはありませんが、無理して多額の資本金を用意されるよ 
           りは現物出資をうまく利用することを考えてみてはどうでしょう。 
         
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                                                 大阪市淀川区宮原3-3-11 
                                                 新大阪プラザビル703 
                                                 TEL:06-6394-5788 
                                                 E-mail:info@kasahara-legal.com | 
       
       
         
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